バッジの種類、帽章について
帽章というのは帽子につけるバッジのことです。
学生服や軍服など制服と一緒に被る制帽にこのバッジは付けられます。服につけるバッジ同様に学生の場合はその形は校章を表すことが多いです。
軍隊の帽章の場合は、陸軍は剣や銃、海軍は錨、空軍は鳥や翼やプロペラなどと国章、国を象徴するものを組み合わせているが多いです。
衣類に用いられるバッジの場合、制服にしろスーツにしろ何着かを洗濯しながら使用するため簡単に取り外せるようになっているものが多いです。一般的に多いのは、針を服に刺して裏で留め具で止めるというタイプです。男性は襟元の穴に刺せばよいですし、女性も大切な衣類に空く穴が最小限で済みます。特に女性が多い会社はスーツを更にエレガントにファッショナブルに着こなせるようピンタイプの止め具になっているなど留め具自体もファッションの一部となっているところもあります。
それに対して、かっちりとした制服用の帽子の場合、お洗濯することもないですし2個ほど持っていたとしてもデザインも同じなのでそれほど頻繁に交換する必要もありません。そのため一度つけるとそのままということが多いでしょう。金属製のものが多いですが、裏に2箇所程度金具が付いているのでそれを用いて帽子につけるようにしましょう。
バランスよくつけるには帽子とつけたいバッジだけでなく、チョークと目打ちがおすすめです。金具部分にチョークをこすりつけた状態で帽子の取り付けたい位置にしっかりと押し付けるのです。そうすると帽子にチョークの跡が付き、正面から見た時にかっこいい位置の目安になります。あとは、チョークでついた目印のところに目打ちを突き刺して穴をあけ、金具をそこから差し込みます。2箇所を均一に大きめに穴をあけたほうが斜めに傾くこともなく形良く付けることができるでしょう。あとは裏側で留めればよいのです。
ただ、制帽の場合、すでに帽章がつけられた状態で売られていることが多いです。学校の制帽にこのように付けた経験は無い、という方が多いでしょう。なぜならあまりはずすような場面はないからです。ただ、もしも何らかの理由でバッジが紛失したときには購買に行ってみれば単体で売られているでしょうから、その際はチョークで付けてみましょう。
同じ制帽でも、布製の帽子など洗濯が可能なタイプのものの場合はピンタイプの金具で簡単に付けられるものの場合もあります。オシャレ目的で帽子にオリジナルのマークをつける人もいるでしょう。