バッジは仲間との絆のシンボルにもなります
バッジほどいろいろな使われ方をする物も珍しいです。小さい子供がつける玩具から会社の社章まで千差万別です。子供の頃はキャラクターが描かれた物を付けて喜んでいた記憶がある人も多いでしょう。この場合は、あくまでも玩具であって、それ以上の意味はありません。会社の社章場合は、重要な意味があります。社章は会社を象徴するものであり、自分がその会社に所属していることを意味しています。そのため、入社する時に与えられ、退職する時には返却することが一般的です。
他にもバッジは様々な使われ方をします。最近増えているのが仲間であることを表現するための手段としての使用です。仲間と同じ物を身に付けることによってシンパシーが生まれるのです。よくあるのは大学のサークルでそのサークルを象徴する物として作る場合です。サークル名を入れる場合もありますし、文字を入れずに絵を入れたりすることもあります。サークルのメンバーでどのようなデザインにするのかを考えることでメンバー間の団結が固まります。
デザインを考えたら、通常はバッジを制作してくれる業者に注文することになります。自分達で作ることも不可能ではありませんが、クオリティの高いものを作るのは難しいといえます。そのため、制作の高いスキルを有する職人がいる業者に頼むのが得策であるといえます。ただし、当然ですが、お金がかかります。原材料費や工賃など、いろいろな料金がかかるのです。自分達が紙面上でデザインしたものも、正式にデザインしなおしてもらう事になります。なぜなら、紙はあくまでも二次元だからです。出来上がるバッジは立体的なものです。そのため、二次元から三次元に変換する作業が必要になるのです。通常は3次元CADやCGモデリングのソフトを使って、デザインを行ってくれます。
立体バージョンのデザインが完了すると、それで良いか確認の作業が行われる場合があります。依頼主はそれを見て、イメージ通りか確認します。もし、考えていたイメージと違っていたら、修正を依頼します。通常は無料で修正を行ってくれます。バッジが作られてからイメージと違うといっても、修正することはできません。そのため、デザイン案を見せられた段階で、もしイメージと違っていたら遠慮なくいうのがお互いにとって最善といえるのです。ただし、デザイン案と実際に仕上がったバッジがあまりにも違っていた場合は無償で修正してもらえることもあります。