バッジ制作の流れと最低単位について
バッジには、社章からピンバッジ、また、イベントに配布するものや遊び、景品として使用するものなど、その目的によっても大きさや形が大きく異なることになります。バッジは自分でも作る場合もありますが、公の場で使用される場合などでは、その多くは専門業者に依頼をすることによって制作をすることになります。大事な点は、一目で印象に残るデザインに仕上げることが必要になり、依頼をする場合には最低発注単位や価格、納期に関して十分な打合せが必要になります。
バッジの制作では専門業者に依頼をすることになりますが、、概ね、発注単位が定められており、ほとんどの場合、数個からの対応を行ってくれます。但し、発注には5個、10個などとある程度の単位で行う必要があり、事前に確認をすることが大切です。制作では、専門業者によっては5個以下での対応を行ってくれるところもありますが、全ての商品には、別途、金型費用が発生することになり、例えば、定型で20000円、変形で30000円などの費用がかかることになります。
発注には、自分の希望に合わせて、仕様、価格、納期から選ぶことになります。専門業者では様々な標準仕様の準備をしており、ここでのタイプを選ぶことによってコストを抑えることができます。オリジナルの制作を行いたい場合には割高になる場合もあり、少量などの場合には金型費用の方が高くなってしまうために注意が必要になります。価格に関しては数によって金額が定められており、多くなればなるほど安く作ることができます。また、納期は、概ね標準タイプで1週間程度はかかることも認識しておく必要があります。
流れとしては、まず見積りを依頼することになり、ほとんどの専門業者では電話やFAX、またEメールでの対応を行っています。ここでは希望のデザイン案、仕様、数量等に関しての打合せが行われ、確認後にデザインが作成されることになります。もしデザインなどができていない場合には専門業者側に依頼をすることもでき、自分の希望にあった形に煮詰めていくことになります。了承された場合には入金を行い、その後、制作が行われ納品となります。
バッジの制作を行うには見積りを取ることも非常に大切になりますが、納品されてからでは形やデザインなどの変更をすることができないために、打合せには時間をかけ、十分に納得をした上で発注を依頼する必要があります。また、納期に関しても数日などでは納品ができないために、十分な余裕を持つことも大切なことになります。