バッジ注文から納品までの流れについて
バッジを付けることで所属する集団の一員としての誇りが生まれます。また、誰かが着けているバッジを見れば、その人がどのような集団に属しているのか一目瞭然となります。社員章は会社のイメージアップを担うとともに会社の信頼性を高めるものとなり、校章にはその学校の理念や教育目標が宿ります。スポーツの大会に出場し、その記念の参加章として受け取ればそれはそのスポーツに励む人にとって最高の名誉ともなります。このように、バッジは小さいものではありますが、現代の日本人にとってとても大切なものとなっているのです。そのようなバッジではありますが、作成することになった場合はどうすれば良いのかあまり知られていません。会員章や団体章を作成する際にはまず徽章店に依頼します。
徽章店とは、社員章や校章などのバッジやメダル、トロフィーなどを作成する専門のお店のことをいいます。徽章店ではまず見積もりを取ることから始めます。この見積もりに関しては電話やメールでの相談を受け付けている場合もあります。デザインを作りサイズや仕上げ方法に関しての見積もりもとって納得できれば正式に作成を依頼することになります。注文から納品までの流れは、一般的には型の作成に約10日、製品の作成に約20日ほどかかります。日数がかかるものなので、余裕を持って見積もりを取ることをお勧めします。また、自社製造している徽章店であれば、見積もりの段階から製造過程の詳しい説明やデザインの作成や完成品の色の出し方まで一環して説明してもらうことができるので安心して任せることができるでしょう。なお、見積もり段階で見本を作成してくれる徽章店では、見本品の作成に料金がかかるので確認をすることが大切です。表側のデザインはとても大切なものですが、裏側をどのようにするのかも大事なことです。例えば、安全ピンのタイプであれば使用中の事故を防ぐことができるので安心して身につけることができます。裏ネジ式のものであれば、良質の金具で作られたものであることが大切なこととなります。なぜなら、ネジが外れてしまった場合、大切なバッジがなくなってしまったり、むき出しになった金具で怪我をしたりするということが考えられるからです。制作にかかる価格は、数によって大幅に変わってきます。数量が多いほど単価がかなり安くなるので、細かく何度も作成を依頼するよりもまとめて一度に注文するほうがリーズナブルにはなります。