団体章などのバッジを作成するには
バッジは、徽章などとも呼ばれ、職業や身分などを証明するために衣服などにつけるしるしのことです。徽章は記章とも書きますが、バッジ以外にもメダルやワッペン、名札なども同様な意味合いを持っています。徽章は、校章や社員章、団体章、会員章、イベント用ピンズ、部員章、帽章、科章、組章などに利用されることが多いです。徽章は、企業や団体などから配布されて使うことがほとんどだと言えますが、オリジナルのものを自分で作ることも出来ます。ただ、自分で一から作るのは難しいので専門業者に依頼して作成してもらうのが一番良いでしょう。
バッジを作る際の工程は、版下、彫刻、焼き入れ、材料切り、プレス、型ぬき、裏附属、仕上げという流れとなります。業者によっては異なる場合もありますが、気になるときはホームページを確認したり、事前にどのように作るのか聞いておくと安心して依頼することが出来ます。これらの工程はそれぞれ大事なものですが、特に注意しておきたいのが仕上げの方法です。例えば、金や銀仕上げやメッキ、七宝、研エポキシなど仕上げ方法にはさまざまな種類があり、それぞれどんな仕上げを選ぶかで価格が異なってきます。また、金の中でも18Kや純金などで価格に変動が生じるので、注文する際には気を付けましょう。
業者によって注文システムは変わりますが、基本的にはまず見積りや相談を行なうことから始まります。その後、デザインを作成し、サイズ、仕上げ方法の検討、注文となります。ここで見本を作成する際には費用が発生することもあるので、注意しましょう。注文した後に型を作成、型が出来たら製品の作成、そして納品という流れになります。この注文から納品までは一ヶ月くらいは掛かる、ということを知っておくといざというときに便利です。
バッジを作成する際には、一個から一万個以上での発注も可能とされますが、団体章などのように大人数の人が利用する機会があると分かっている場合には、最初から多めに発注した方が金額も安くなると言えます。また、複数作ることで時間が掛かることもあるため、もしも団体章のようなバッジを作成するときには、早めに注文しておくと安心です。
注文する際に、不明な点やどんな形がいいのか、付属や仕上げについてもっと知りたいと言う場合には、ホームページなどを閲覧して情報を得たり、アドバイザーに相談したり、問い合わせなどを行なってから注文することが重要だと言えます。