校章バッジの付け方・デザイン
学校を表すマークとして校章があります。校章はバッジの形で制服につけるのが一般的です。バッジをつけることで似たような学生服であってもどの学校の生徒なのかすぐに分かります。また、生徒全員が同じものをつけることで母校への誇りを持って欲しいという気持ちもあるのです。
正式な校章というのがなくてもシンボルマークをバッジにデザインする学校も少なくはありません。そのデザインはさまざまで、学校名の一部を図案化したものや勉学に励んで欲しいという学校ならではの希望を色や図柄で表したものなどもあります。
正円タイプのものが主流ですが楕円形のものもあります。四角形の形状をしたものやそれ以外の図案をかたどったフリータイプなどもあります。
付け方はピンバッジタイプのものが増えてきています。これだと安全ピンなどと違って穴は小さな針穴1つですみますし、簡単に付けられるからです。会社を表すマークをつける社章もこのタイプの取り付けが主流となっています。女性中心の会社の場合はピン部分もデザイン性を重視して、ピン自体も見えるデザインのところもあります。
社章であればスーツの襟元に穴があいているのでそこに刺せばスーツの生地に穴を開けずにすみます。学生の場合はつける位置や付け方に悩むものです。
男子学生の場合、詰め襟タイプだと指定がないかぎり、その襟部分につけることになります。スーツのように最初から穴が開いているわけではありません。あだ、エリ芯の部分にあらかじめ穴は空いているのです。そのため指先などで触ってみると簡単に場所が分かるはずです。布に何度も穴を開けて確かめるのではなく、まずエリ芯の位置確認をするようにしましょう。襟の左側には学年を表す学年章で、右に学校のマークという場合がほとんどです。
女子学生がつける場合は制服の上着の胸ポケット部分に取り付けるのが一般的です。ポケットの内側に留め金部分が隠れるようにして、ポケットのみ穴を空けるようにしましょう。見ごろの生地には貫通させる必要ありません。男子学生でも詰め襟でないタイプなら同様の付け方となる場合もあります。両方の胸元にポケットがあるデザインでも基本的にはつけるのは左胸側となります。学年章もあるなら右側にして、学年章を左側につけましょう。一番良いのは在校生の付け方を確認することです。
ピンバッジの場合、裏の金具が紛失したら使えないという欠点がありますが、購買に行けば金具部分だけで販売しているはずです。