社員バッジ

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社員バッジ



社員バッジの意義


電車に乗っているサラリーマンのスーツにバッジが付いているのを見かけることもあるのではないでしょうか。弁護士であれば弁護士バッジを付けます。テレビ番組に弁護士が出演していると、必ず付けていますが、よくよく見てみると弁護士のものとは違う。むしろいろいろなタイプがあると気付かされるかもしれません。会社によっては社員章のバッジを用意している所もあります。ドライな視点で考えれば、ビジネスに直結するような大きなメリットをもたらしてくれるアイテムではないかもしれません。

ですが、社員バッジを付けるメリットは実はいくつもあるのです。まずは意識高揚です。常に身に着けることにより、周囲からも見られますので、所属している会社の一員だという自覚を常に持つことができますので、日頃の行動にも気を付けるようになります。もしもですが、悪いことをした時、自分だけではなく会社にまで迷惑がかかる可能性も出てくるのです。会社の看板を背負っているというと大げさですが、会社に泥を塗ることになりかねません。事件や事故でも起こしてしまった際、バッジと一緒に映ってしまったら会社の名誉や信用を傷つけることになってしまいますので、どの社員も日常生活から襟を正すことになるでしょう。

従業員たちの意識の向上はもちろんですが、結果、会社の評判を高めることにも寄与します。礼儀正しい、マナーが良い人たちを良く見たら共通の社員章を付けている。会社の評判もおのずと高まっていくでしょう。常に誰かに見られている緊張感を社員に与えることができるのは大きなメリットです。社員章がなければ、知らない所で何かされて、会社の信用を下げるような状況に陥るかもしれません。特に今の時代は炎上騒ぎも珍しくない時代なのです。

会社としてのステータス


会社のステータスを上げることにもなります。社員章を用意できるだけの会社は、まだまだ少ないです。会社の一番の目的は利益です。利益を追求した上で、社会奉仕等も意識していくのですが、社員章にまで意識が行き届くということは、それだけ会社に余裕があることの証左です。余裕がなければ、社員章を作ろうという発想に至りません。身だしなみまで意識している会社だとアピールできますので、良いイメージを与えることができます。

ビジネスで大切なことは多々ありますが、イメージも大切です。長年の付き合いがあるクライアントばかりではなく、新しく付き合いを始めることもあるはずです。その際、相手が自分たちの会社にどのようなイメージを持つのか。イメージが悪ければ、一緒に仕事を行おうとは思わないものです。一緒に仕事を行う以上、それ相応の信頼を要求するのは当たり前です。仮にビジネスパートナーとして一緒に歩もうと思っていた会社が、トラブルでも起こしたら自分たちにまで影響が出ます。

社員章を用意できる会社は、先に話したように周囲を意識することになりますので、イメージを悪化させるようなリスクを回避できるとのイメージを与えることができます。第一印象で良いものを与えることができます。仕事はイメージも大切です。初対面の場合、イメージ次第でことの成り行きは大きく変わりますが、社員章があれば、イメージを良くできます。付けているだけなのに良い印象を与えることができるのは、それだけバッジそのものにステータスがあるからです。誰かもが付けているものではないだけに、なおさらです。

共通意識を産む


会社なり団体なり、同じ物を身にまとうことで共通意識が芽生えやすくなります。共通意識が強ければ強い程、良い組織になります。ですが、共通意識を持つのは簡単ではありません。どれだけ言葉で説明したとしても、各々がイメージすることが異なれば、結局は共通意識になりません。それぞれが好き勝手にいろいろなことを考えるのは論外ですし、同じ言葉でも、言葉の解釈はそれぞれ異なりますので、共通意識を植え付けるのはとても難しいのです。そこでバッジなど、共通のアイテムを身にまとうことで意識を共有することができます。

人間は同じ物を使っている人や、立場の近い人には親近感を抱くものです。バッジ一つでと思う人もいるかもしれませんが、同じアイテムを身に付けることにより、仲間という意識が芽生えるようになります。仕事であれば良い方向に進みますし、プライベートであればますます仲が深まるでしょう。サークルなどで共通の物を用意するのも有意義ですし、登山サークル等で、自分たちのグループだと識別させるために身に付けるのも有意義です。

アイデア次第で、さらに有意義な活用方法も可能になりますので、まだまだメリットはたくさんあります。共通意識が深まれば深まるほど、組織は良い方向に進みます。ビジネスシーンであれサークル活動のようなプライベートシーンであれ、共通意識は大切ですが、共通意識を生み出してくれるアイテムの一つがバッジです。オリジナルの物を作成することもできますので、改めていろいろと活用してみると良いでしょう。意識を共有できることが、大きなメリットだと気付くはずです。

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