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バッジの魅力と意義についての考察をしてみると
バッジの魅力と意義についての考察をしてみると
多種多様なバッジ
バッジをちょっとしたおしゃれとして楽しむ方が増えています。お祭りの露店でも、様々なピンタイプのものが台の上にところせましと並べられ、子供から大人まで、マニアの人たちでにぎわっている光景をよくみかけます。一時、洋服や帽子などにたくさん装着している若者をテレビメディアで紹介していましたが、一人で集めて楽しむ場から、仲間同士でご自慢のバッジを交換したり情報集めをしたりなどして、交流が生まれる事もあります。バッジは本当に不思議な魅力を持つアイテムです。
実際多くのシーンで装着している人を見かけます。議員、学校、ボランティア団体、会社など団体としてシンボルマークをオリジナルで作成して襟元につけている人が多いです。それ以外に、野球帽に部員共有のものをつけているのは高校野球でもお馴染みですし、イベントに参加した記念にもらえる事もあります。こうした一般的な形ではなく、正真正銘のアクセサリーとしてブローチタイプのものも作られています。
スカートの裾止め用とかネクタイ止め、あるいは名札用にしっかりした金属製で作られる事も多々あります。ブローチはどちらかといえばフォーマルなシーンで使われる事が多いのと比較して、もっと庶民的レベルで楽しめるおしゃれアイテムである事が、この事からも分かります。しかも、世代を超えて一家で楽しめるというのは、他のおしゃれアイテムにはない特徴です。まだまだつっこみどころ満載のアイテムは、自分で集めて楽しむのもよし、オリジナルを作って自慢するもよしで、楽しみ方はいろいろです。このようなところが人を惹きつけるのかもしれません。
バッジって必要?
社員章、校章、会員章、部員章、帽章、組章、科章など複数の場所で導入されており、これらは絶対なければいけないものかというと、決してそのような事はありませんが、つけるメリットは豊富です。社員章というと、役員以上の立場の方々がつけるものと思いきや、近頃は入社と同時にわたす企業も増えつつあります。一致団結を大事にする国民性もあってか、全員で同じ紋章を身につける事で、社員として会社とお客様に仕えるのだという自覚や責任感が芽生えますし、結束力の向上を図るという意図もあるでしょう。
対外的には、看板になります。名刺もサラリーマンの必須アイテムですが差し出すのはせいぜい取引先の担当者など限られた人たちです。胸に輝く社員章はだれからも目につきやすくアピール効果の向上につながります。校章の場合も同様に、周囲にどこの生徒かを示す事によって、生徒自身に責任を持たせるという意味もしばしば加味されます。自分も一員なのだという誇りが生まれるという意味合いもあります。
同じつけるなら、おしゃれで好印象を与えるもの、および一目で身分をわかってもらえるものが理想ですから、プロのデザイナーに作成を依頼するのがもっともふさわしいのですが、内々から募集をかけてオリジナルデザインを作成するケースもたまに見受けられます。これは自分たちのバッジだという意識を持ってもらうのに有効な手段です。ファッションという効果をねらってピン型のイベント専用アイテムとして製造される事も多いです。形やデザインを思うがままに替えられる便宜さもありますから、様々なお店をまわりながら納得できるものを作ってください。
おすすめのバッジショップ
多々メリットがあるバッジを作ろうと思い立ったら、準備は様々ありますから余裕を持って制作にあたる事が大切です。近頃は身近にある材料を使って短時間に制作する趣味の缶バッジなども流行っていますが、社章や校章のように団体のシンボルとして制作するなら、見栄えや材質も検討しなければなりません。特にカラーやデザインは重要ですし、一個一個の費用は安くてもロットにすればかなりの金額になりますから、ある程度時間をかけて案を練っていく事が重要です。
一般的には元々あったロゴから作成されますが、改めてデザインを社内・校内公募で決めるケースも増えています。どっちが良いとも悪いとも言えないのですが、その後何十年も使い続ける事も考えて、会社としての方向性をも考慮しつつ趣向を決めていくのが自然です。発注した後でデザインやカラーを変更したいという時もあるでしょうから、どのようなケースにも柔軟に対応できる、実績と歴史を持つ店舗がおすすめです。中には創立50年以上という老舗店舗も多く存在しますから、可能な限り見本を送ってもらいましょう。
初めての発注でどこをどうやったら良いかわからないという時でも、気軽に相談に乗ってもらえるようなところがおすすめです。理想的なのは、実際に店舗を出しているところですが、ネットからの通販も増えています。材質の選択も重要というのは、金・銀・いぶし銀・ダムシン・七宝入り・研エポキシ・金銀張り・18K・20K・純銀台と、仕上げだけでもこれだけあるのです。もちろん材質が高級になれば、予算もそれなりになります。こうした知識はプロでないとわからないはずですから、いろいろ相談してみてください。