団体章として団体のシンボルとするバッジ
団体として活動をしていく上ではその構成員が団体に所属しているという意識を持つことが大切です。同じ団体に所属しているということは、同じ理念を持ったり、同じ目標を持ったりして活動するというのが一般的であり、その団結力があることが団体として効果的に機能していくために不可欠になります。団体をまとめる側のトップに立つ人はその団結力を高めるための努力を惜しまないことが大切であり、定期的に集会を開いて意思の統一を行ったり、交流会を開いて構成員の間でのコミュニケーションを図ったりといったことが行われています。それに加えて重要になるのが、構成員の誰もが共通で同じものを所有するということであり、団体のシンボルとなるアイテムを配布するのが効果を発揮します。そのアイテムとして有用なのがバッジです。
バッジは誰もがいつでも身につけることができるものであり、団体の構成員として何らかの活動に携わる場合にはその所属の証として身につけることができるでしょう。そうすることによって、構成員同士に面識がなかったとしても、互いに同じ団体に属しているということをバッジを通して理解しあうことができます。同じ団体に所属しているということがわかれば気軽にコミュニケーションを取ることも可能になるため、構成員間のコミュニケーションを円滑にするためのアイテムとして機能することが期待できるできます。また、他の団体との交流においても所属を明らかとすることができるため、コミュニケーションの行い方を相手に悟らせることができるようになるというメリットもあります。
団体章を制作する際にはデザインにも一工夫をしなければなりません。あくまで同じ団体に属しているということを示すためのアイテムであるという考えからわかりやすさを重視してデザインするということも重要な考え方の一つです。しかし、それに加えて大切なのがその団体として目指しているものを象徴するデザインとすることです。自然保護であればそのメッセージを伝えられるようなデザインとし、地域振興であればその地域の様子を示すようなデザインを用いるというのがよりよいデザインとなります。その団体章のデザインを見ることによって、その構成員が持つべき理念や目標について再認識できるからであり、より高い団結力をもって同じことを目指して活動していくことができるようになります。そういったシンボルとしての機能を付与すると団体章がより役立つアイテムとして重宝されるようになるでしょう。