大ロットで値段が大幅に低下するバッジ制作

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大ロットで値段が大幅に低下するバッジ制作

同一の組織に属していることを示したり、同じイベントに参加していることを表したりするために目印として役立つのがバッジです。社員章や校章、会員章や参加章など、様々な場面において活用されているものです。状況に応じてより安価に入手可能な名札やネームホルダーにとってかわられている場合もあるものの、その高級感の高さからフォーマルな場面において重宝されているのは現状でも変わりがありません。ネームホルダーのように使い捨てではないことから、団体に所属している間はずっと使い続けるという目的で用いられたり、イベントに参加したということの記念品としたりするのが一般的となっています。そういった長期的な視野に立って秀逸なデザインのものが制作されることが多いのが特徴です。



バッジの制作においてはそのエンブレムやシンボルなどが用いられるのが一般的であり、ロゴマークがそのままバッジとされることもあります。見た目のデザインが美しいことが求められることに加え、誰が付けても恥ずかしくないということも重要視されてデザインが行われます。その制作は専門の業者によって担われるのが一般的であり、デザインにしたがって版下が作成され、彫刻や焼き入れ、材料切り、プレス、型抜きといった工程を経て製造されていきます。そして、バッジを取り付けるのに必要となる裏側の付属部分が取り付けられ、表面へのメッキなどの仕上げが行われることによって完成されます。こういった細かな製造工程が必要になることから単価も高く、納期も長くなりがちであることは発注の際には留意しなければなりません。

しかし、製造工程の多くが機械化されてきたことによって値段の低下も進んできています。特にロットが大きくなるほど大幅に値段が下がるのが特徴です。製造工程に必要になる機械を一通り設定してしまえば大量生産が可能な製造ラインが準備されているためであり、数十個のオーダーと千個を超えるようなオーダーでは倍以上の値段の開きができることも珍しくありません。また、生産において海外工場を使用することで価格の低下を実現している場合もあり、その違いにも着目することが大切です。

こういった観点から、バッジの制作においては長期的に使用することを考えたデザインを行い、大量生産を依頼することが重要な考え方となります。社章であれば将来的な社員数を想定して準備するということを考えるのが大切となるでしょう。