学校において幅広く利用されるバッジ
バッジは気軽に付け外しができることができるメリットがある道具であり、どのような服を着ていても取り付けることができます。たとえワンポイントのものであっても、それによって何らかの情報を発信することが可能であり、自分の立場を示す際によく用いられるツールとなっています。
学校においてはバッジを使用するケースが多く、その活用を考えていくと経営を効果的に行っていくことができます。最も典型的なものが校章であり、そのその学校に所属している生徒や先生であるということを明示することが可能です。シンボルとなるマークを象ったものをデザインして使用するというのが最も典型的なものであり、生徒と先生の区別をするために配色を変えたり、加工やメッキの仕方を変えたりすることによって同じデザインであってもバリエーションを持たせることができます。同じ版型から加工を変えるだけで製作してもらえることからコストパフォーマンスのよい方法となるでしょう。
一方、個々の生徒を区別するための道具としてもバッジを使用することができます。生徒は名札をつけていることが多いものの、先生にとってはその名前よりも学年やクラスが明らかになった方がより多くの情報を得ることができます。学年に応じて知識レベルがことなることから、それに応じた言葉を使って対応をすることができるでしょう。また、担任の先生が誰であるかということもわかるため、生徒に伝える内容もそれに応じて変えていくことが可能です。そういった情報も名札に記載されている場合もあるものの、生徒が必ずしも名札を常に身につけているわけではありません。そのため、組章を準備して身につけさせることによってその判断をできるようにすることが可能です。
一方、学校で行われる活動の一つとして部活動があります。中学生以上になると多くの生徒が部に所属して放課後や週末などに活動を行うのが一般的であり、その活動によって生徒も育っていきます。その育ち方も所属している部によって大きく影響を受けることから、先生としては生徒がどの部に所属しているのかということを知りたいと思う場合があります。その区別のために部員章を準備するというのも一つの方法であり、それを身につけてもらうことによって先生から生徒が所属している部がわかりやすくなります。部として生徒たちの結束力を高めるための道具としても役立つことから有用性の高いバッジとなるでしょう。