宮坂徽章 トップページ >
コラム >
社章はどうしてあるの
社章はどうしてあるの
社章とはどういうものなのか
各会社では社章がありますが、これはどのような理由で用意されているのか、なぜ付ける必要があるのかなど理解できれば、存在意味を知ることができます。
社章は企業にとって顔のようなものであり、イメージアップにつながります。社名を入れる企業も増えており、起業する際に社章を作る企業もあります。それだけ会社にとって意味があるもので、多くの会社が起業するときにデザインを決めてから業者に注文しています。作成している会社はたくさんあるので、その中から業者を選び、作ってもらうことが一般的です。最近ではそういった業者がインターネットで宣伝しているため、地方企業でも簡単に作成することが可能です。
付ける意味は、いくつかあるので紹介します。まず社員の身分証明となり、相手に信頼してもらうことが出来ます。お客様に対する安心感、企業の人間としての自覚が生まれるといった効果もあります。社章を付けることで、どこの会社の人間だということが一目でわかり、身元がはっきりとします。大手会社の多くが社章を作成し、社員に渡して付けることを決まりとしています。さらに会社のイメージのアピールとしても効果があり、社章を目にする人がこれはこの企業だという認識を直ぐに持ってくれるので、広告としては最高のものです。お客様に対する安心感を与えるのには、最適なアイテムでしょう。社章をつけてお客様と話をするということは、お客様からすると、「社章をつけているような企業だから、安心して任せることができる」という目安になります。企業の人間として自覚が生まれるのは、会社を代表して仕事をしているという自覚を社員に与えることができます。
他にも、社章を付けることで、会社の人間だと自覚し、社員同士の団結力を高めることができます。社章を付けて行動するということは、会社の名前を背負って行動していることになるので、それなりの緊張を伴います。会社の名に恥じない行動を取るように心がけるため、社章1つで社員の意識は変わるでしょう。
社章の作り方
起業してから会社を経営するときに、様々な準備が必要です。その中には前途の通り社章を作成する必要あります。作成するときは、最初にデザインを考える必要があります。ただし、デザインを自分で考えるのはなかなか難しく、かっこいいデザインを考えるには、デザイナーのような才能がなければ作成できるものではありません。会社の顔となるデザインを作るわけですから、他社にも負けないようなデザインを作らなければいけません。
個性的でインパクトがあり、他社に負けないようなロゴは、自分で考えるのではなく専門の業者に基本のデザインを作成してもらい、それを基にできたものに修正依頼などがあれば伝えて、最終的なものを完成させることが、一番リスクが少ない作成方法です。
それでも自分で作成したいと考えた時には、基本的な作り方をマスターしておく必要があるでしょう。作成するときの基本として、ロゴマークの囲み方は、丸で囲む、四角で囲む、楕円で囲む、ロゴマークを形取った外形にするなどと様々な種類の形があります。次に決めなければいけないのが大きさです。大きさにはいくつかあり、13ミリから14ミリの正円形や13ミリから14ミリの四角、15ミリから18ミリの長方形となります。これは、注文する方がある程度は決めなければいけません。何度も作るものではないので、他社のものを参考に見て、どのようなデザインにしたらいいのかを考える必要があります。ここまでのことはあくまでも一般的なデザインと大きさとなりますので、もちろんこれ以上の大きなものでも構いません。社風を考えて決めるとよいでしょう。
作るときに必要なデータとは
作成するときにはデザインやロゴをまず考える必要があるのはお伝えしましたが、実際に希望するデザインや文字などをデータとして提出することになります。その場合の注意点として、既にHPなどでロゴがある場合は、できるだけ鮮明なデザインのデータを提出しなければ、データを拡大した際にぼやけてしまい、スムーズに作成することができない場合が多々あります。そういったトラブルを起こさないためにも、慎重に打ち合わせを進めていかなければいけません。その点をしっかりと考えてから作る必要があります。業者は作る上でその点を十分理解しているので、もらったデータを元に本格的な打ち合わせを行い、はじめて作成に取り掛かることができます。
作成時に用意するデータにも注意が必要です。業者によっては使っている作成時のソフトが決まっている場合があるので、そのソフトで編集できるようなファイル形式が必要になる場合があります。そこまで注意してから依頼することができれば、より満足するものを作ることができるでしょう。業者が必要としている形式のデータを用意できない場合は、業者と相談して、どの形のデータを渡せばいいのかも検討する必要があります。受け渡すデータによっても作業効率が変わりますので、事前に確認しましょう。