缶バッジなどのバッジを作成するには
徽章とは、その職業や職種などを証明するしるしのことを指します。缶バッジや従来のバッジなどさまざまな形をしており、社員章や校章、会員章、団体章、部員章、帽章、組章、科章、イベントなどのピンズなど多種多様なものとして扱われています。これらは、会社などの企業や団体で配布される場合が多いですが、ファッションアイテムやアニメやマンガのキャラクターなどが印刷されたものもあります。また、自分達で作成する場合には、業者に依頼することで作成することが出来ます。
業者に依頼してバッジを作成する流れとしては、まずは見積りと相談から始まります。その後、デザインを作成し、サイズなどの仕上げ方法の検討が終わり次第、注文となります。この際注意するのは、見本を作成するには費用が掛かる場合があるという点と、注文から納品までの間は一ヶ月ほど掛かるということです。型の作成に約十日間、製品作成に約二十日間掛かり、納品という流れになります。
主なバッジ製造までの過程は、まずは版下、彫刻、焼き入れ、材料切りとなります。その後、プレス、型抜き、裏附属を行ない、最後に仕上げとなります。裏附属とは、服などに付ける際に利用するピンの部分のことで、これにも種類があります。USキャッチやスモールタックなどが裏附属の中でも高い種類で、ピンは安い部類に入ります。また、仕上げの際には、メッキや七宝、ダムシンなどといった様々な手法があるので、それは依頼者の注文に合わせて作成することが出来ます。
これらの価格は、仕上げの方法や裏につける付属の種類で大きく異なり、金仕上げや銀仕上げの場合に高値に設定されます。ほかにも、仕上げやデザイン、大きさ、発注数などによっても異なりますが、缶バッジのほうが比較的安い値段で作成できる場合がほとんどです。業者では、どんな製品を取り扱っているか、完成品がどんな形になるのか、というのを見せるためにサンプルを貸し出してくれるところもあります。バッジや缶バッジなど、種類を問わないので事前に雰囲気を知っておきたい人は取り寄せてみるのもひとつの手段です。
また、細かい相談や不安点などがある場合には、店に問い合わせしてから依頼した方が良いでしょう。業者や店には、アドバイザーがいることが多いので、遠慮せずに相談した方が良い物を作成できます。業者の多くはホームページなどを開設しているので、あらかじめ様々な情報など得てから注文することが大切だと言えます。