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社章を作成して志を高める
社章を作成して志を高める
会社としての看板を意識する
組織の統率を取る、ということはいつの時代でも課題となります。上層部やチームリーダーなど、さまざまな立場から全体をまとめるにはどうすればよいかを考え、社員を日々使っていっているのではないでしょうか。上司の姿は下についている社員が見ています。一生懸命働いている姿や悩んでいる姿は部下の心を動かすこともあるでしょう。これは、社員ひとりひとりの意識を高める方法を模索していく課程が特に重要であるともいえます。
会社の一員として、業務を担っている意識はどんな会社にも大切です。会社の末端の社員であれど、本社の重役であれど、その違いはありません。誰もが所属している企業の看板である、企業の顔として仕事をしているという気持ちで仕事にまい進することが求められています。会社という組織を作り上げているのはひとりひとりの人間だからです。そういった意味合いを忘れないためにも、統率のためのきちんとした取り組みやシステムは必要です。
毎朝おこなう朝礼では、社訓を述べたり、研修を定期的におこなったりとさまざまな方法があります。とはいえ、普段の業務に当たっている間には意識するのも難しいかもしれません。身に着けるものに会社の志や意識が表れていれば、統率心や業務に対する意識への安定も図れる可能性があります。たとえば襟元に社章をつけるというのも、そうした意味合いがあるのではないでしょうか。襟元にいつも会社の存在を携えることで、組織への貢献や会社の志を意識できるきっかけになるはずです。会社への忠誠や誇りを回りの方へきちんと明示する働きにも一役買ってくれるのが社章です。
会社の運営について、社員ひとりひとりのために社章を作成することは会社にとっても「社員ひとりひとりを守る義務がある」という意識を持たせる効果も期待できます。
今の時代だからこそ団結力
社章は、以前は大規模な会社や大手の会社のみが作成していたイメージが強くありました。しかし現代では、社章の作成サービスの充実や会社の運営面での手広い対応力が発達し、多くの会社で利用されるようになっています。このことから、社章はより身近なものとなったと言えるでしょう。
社章を身につけておくことは、会社の一員として意識を持って勤務すること、社章を付けている姿を周りの方へアピールすることで会社のPRとなること、お客様や商談の相手側に安心感を与えることなどの効果が期待できます。きちんと社章を身につけておくことは、会社だけでなくお客様への気持ちを表すことでもあるのです。そういった面でも、きちんとした社章を作成しておくことは重要です。また、現代は大手の企業経営ですら、さまざまなトラブルのために不審や業績の傾きが心配されている時代です。そのような状態だからこそ、会社単位での結束や団結力が試されているとも言えるでしょう。
会社のひとりひとりが社章を身につけて、会社の一員としての気持ちを常に抱いておくことは簡単です。しかしながら、その簡単なことから会社の団結力を高める意識を持たせることが大切です。何よりも会社への貢献する気持ちを表すことが社章には含まれていると考えられるからです。
志を改める社章
学生から社会人になった人にとっては、社章を身につけておくことは学生の浮ついた気持ちを正し、気を引き締める効果もあるはずです。志し高く、会社の一員となったという意識を新入社員に持たせることも社章の役割と言えるでしょう。身につけることにより仲間になったという気持ちこそ、今後の会社を支える有望な人材を育てることに繋がり、また次の会社を担う世代の育成にもなるのです。だからこそ、社章はこだわって作成しておいて損はないはずです。
社章をどのようにデザインして作るか、また付け方のピンについても選ぶことができるので、ニーズや時代に合わせて社章を作成してみるのもいいかもしれません。会社の運営の記念日に際して作り直すことや、さまざまな意味合いを込めてこだわりを活かせば、身につけることにより誇らしい気持ちになれるはずです。入社式の新鮮な気持ちを忘れないために、頑張って働いていた日々を思い返せるアイテムとしても社章は役立つはずです。誰もが付けていることで、うれしく誇らしい気持ちになれるものをデザインしておけばきっと会社にとってもプラスに働くことでしょう。このような理由から、社員やお客様のためにこだわり抜いた社章を作ってみてはいかがでしょうか。
トレードマークとしても、会社のマークはどんどん活躍していくべきです。さまざまな場面で目につくように活用し、多くの方に親しまれるような会社の証は、社員として誇らしい気持ちも生み出してくれるはずです。分かりやすく、素敵なデザインのものを胸元に付けて街やオフィスで人に見てもらってPRするのも必要です。今までの先人たちの取り組みに感謝するとともに、これからの後輩や同僚たちと更に会社を盛り上げていくという気持ちを常に持つために、とても大切なのです。